シリーズ・ヒューマンドキュメント<br> 釧路湿原―北海道カウボーイ物語

シリーズ・ヒューマンドキュメント
釧路湿原―北海道カウボーイ物語

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  • サイズ B6判/ページ数 331p/高さ 19X14cm
  • 商品コード 9784652018484
  • NDC分類 K916
  • Cコード C8395

内容説明

この本は、戦後の最も激しかった一時期、釧路湿原のある小牧場に生きた人たちを、当時16歳であった斎藤昭少年を中心において活写した庶民の伝記である。

目次

第1章 釧路湿原へ(馬放先生はホラこきだ;柵に腰かけた少年;神八三郎;奇馬「カケタカ号」;裸馬とつき合う法 ほか)
第2章 「カメ」天をかける(大湿原の少さな家;小さな宇宙人;眠れる名馬「第三オーカメ」;つめの裂けた「ジンプウ」;「カメ」大手柄 ほか)
第3章 黄金のトビ(雪が降る;ドスナラが燃えた;雪の砦;赤い雪;黄金のトビ ほか)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

晴天

2
戦後まもない貧しい時代に、すべてをなげうって文字通り片道切符で馬産王国・釧路へ乗り込んだ、馬狂いの少年のノンフィクション。当時のまだまだ粗末で荒っぽい道東の暮らしと馬産の営みを窺えるのは郷土史して、情熱と負けん気でイッパシの牧夫になっていく少年の姿は成長物語として、そして今日でも舗装道路上の自動車の人間をも殺す過酷な自然条件との闘いは冒険譚として、それぞれにすばらしい。2014/09/19

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