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内容説明
坂本龍馬は、どんな日本の未来を想い描いていたのか?ヒーローの実像をわかりやすく伝えます。
目次
道なかば―坂本龍馬、とつぜんの凶刃に倒れる
黒船ショック―日本国中大混乱
土佐の国境をこえ―すすむ道をもとめて
心からの願い、日本の洗濯
大政奉還への道すじ
かなわなかった夢
著者等紹介
小西聖一[コニシセイイチ]
1939年生まれ、愛媛県出身。早稲田大学大学院修士課程(日本史)修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Mayu
7
苦手な歴史の勉強シリーズ。尊王攘夷派、公武合体派など、政治的な立場はすごく入り組んでいて、誰が敵か、味方か、正直混乱するところもありましたが、それを差し引いても、龍馬が混迷する日本をなんとか争いなくまとめようとする姿がとても共感でき、面白く読めました。関ヶ原での出来事を幕末に至ってなお大名たちが引きずっていたことがわかるし、幕臣航海誌を見れば勝さんが大分盛ってたことがわかります(笑)過去の因縁や、権力者の意向にとらわれず、自分の頭で正しい判断をすることの大切さを感じました。龍馬の能力は聴く力だったのかも2019/09/11
はち
2
坂本龍馬に興味はあったけれど、込み入った時代で多くの出来事が絡み合い、登場人物も多く、大人向けの本では途中途中でこんがらがり分からなくなり、なかなか読み進むことが出来なかった。この本は子供向けながら史実や登場人物、語句を分かりやすく順に書いてあり、私のように何も分からないところから入る物にとってはありがたかった。2010/11/02
読書Beginner
1
あまり龍馬に興味がなかったがとても簡潔に描かれていて分かりやすい。志半ばで生涯を終える人生に涙が出ました。今この時代に龍馬のように国の未来を真剣に考えている人がどれだけいるだろうか?もちろん、政治家も含めてである。2012/04/02