内容説明
「でていきなさい!」とつぜん、かあさんがこわい顔。もんじろう、ひとり立ちの日。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
遠い日
7
「ゆうひの丘のなかま」シリーズ5。野に生きる者、人に飼育される者。自由がある者と生きることをコントロールされる者。自由の中には独り立ちという厳しい孤独がある。動物たちはそれぞれの立場を超え、己の進む道をお互いに認め合う。生きることをいつも意識している彼らが向き合うのは、命そのもの。この巻でシリーズは途切れています。「以下続刊」のことばを信じて10年以上待ち続けています。いわむらさん、まだまだ丘の仲間はいるじゃないですか。続きが読みたいです。どうか、書いてください!2017/09/05
歩月るな
5
コーツージコの他にも、森には脅威が潜んでいる。腹をすかしているわけでもなく、遊びで動物を殺す、のらいぬの存在である。ゆうひの丘のなかまには、元のらねこもいたが、ようするに悪いのは人間である。冒頭から衝撃的な展開で始まる。普段から捕食者として存在感を示していた今野さん一家であるが、反面不幸もその身に引き受けているという点では、少し特異なのかもしれない。今回描かれるのは、独り立ち。親元を離れる。ジリツする。親が一番の競争相手になる。それが動物たちの生き方、命のやり取り。自然に生きるものと、飼われるものの対比。2018/07/29
調“本”薬局問悶堂
1
シリーズ最後になってしまうのだろうか。 野生のこぎつねが、家畜の仔牛が、精神的に自立していく話を、4月から小学生になる子どもと。 常に厳しさと隣り合わせにいる野生の“自由”。 不自由な中でも心地よい生がある家畜の“安心” 5歳から6歳になる過程で、なにを感じただろう。 ご都合主義でなく、それでも少し希望を感じさせるラスト。2023/02/01
遠い日
1
061011【読書ノート/ひとことメモ】もんじろうが独り立ちする日のこと。2006/10/11




