出版社内容情報
夜明け間近のゆうひの丘で道にとびだし、きつねの今野つねさんは車にぶつかってしまった! 真っ先につねさんのもとへかけつけたのは、ウサギの宇崎はるさんとアカネズミの根津あかねさん。けがをしているとはいっても、つねさんは、自分たちを食べるかもしれないコワイ存在……。人のくらしと無関係ではいられない里の生きものたちのくらしの実際や、生きていくためにはたがいに食い食われなければならないこと、それらを個性豊かな動物たちの姿と共に描くシリーズ3冊目。 小学校低学年~小学校中学年
内容説明
今野つねさんが交通事故に!てっぺいさんをさがす、とほさん。助けに走る、はるさん、あかねさん。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
歩月るな
7
トガリ山の冒険でのアイツの態度とは事情が異なり、幾分か恩義には報いる、という態度が見える。彼らにとっての災害に等しい「コーツージコ」、命の営みと言う円環の枠から外れた、無益な死。事故なんかで失われてはもったいない。ここで描かれているのは、いずれ自分を捕食するかもしれない相手であれ、誰かが理不尽に遭えばその命を尊重する、自己満足でも理屈でもない世界、人が人を助ける理由に論理的な思考は存在しねえのである。が、彼らは動物、コーツージコで命が失われる、なんていうのは自然の営みに反しているのだ。ゆうひの丘のなかま。2018/07/28
遠い日
6
「ゆうひの丘のなかま」シリーズ3。この丘に生きるもの同士、仲間でありながら捕食関係にある者でもあるところに、緊張が走る。ここで生きる限り、植物であれお互いであれ、この丘のものを食べて生きていくという覚悟には厳しいものがあるが、それがこのシリーズの醍醐味でもある。丘にも人の暮らしは迫っていて、交通事故にあった今野つねさんの怪我をめぐる周囲の協力と水面下の恐怖心がせめぎ合うところがすばらしい迫力だった。2017/09/03
調“本”薬局問悶堂
1
あぁこの著者はほんとうの「自然」が好きなんだ。 14ひきシリーズよりも、トガリ山よりも、もっともっと。 捕食される者が、弱った捕食する者を目の前にしたとき…… ただ困ったことに、人間の世界でこれに当てはまらないのは、生存欲求以外の欲望とか、悪意とか、そういうものが混ざるからなって。2022/11/05
遠い日
1
050402【読書ノート/ひとことメモ】おもしろい!このシリーズ、読みたい!2005/04/02
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