出版社内容情報
創作読み物 小学校中学年以上向き
「天にそびえるトガリ山のてっぺんめざして!」小さなトガリネズミの大きなぼうけんの旅。目指すてっぺんはもうすぐ。ようやくたどりついたトガリィとテント。そこには湖があり、水面に空がきれいにうつっていた。するとどーんと大きな音がして、ふたりは夜空にふきとばされてしまう。星たちの世界でトガリィとテントをまちうけるものは?最終巻は壮大なスケールで宇宙を舞台にえがきます。
内容説明
トガリ山の頂上にふりそそぐ星星。天の川に流され、宇宙をさまよう。トガリネズミの若者トガリィの大ぼうけん物語。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
KAZOO
108
このシリーズも最後まで来ました。最後はやまのてっぺんにのぼり星の中を遊泳している感じです。星座を彩っている動物たちが現れたりして楽しめます。この童話は私にとっては非常に楽しいものでした。子供たちも興味を持って様々な生物と向き合える感じがするのでいいと思われます。再度読むことになりそうな本です。2018/02/27
yohiiiidayo
17
トガリ山の冒険シリーズ、8巻、完結編読了。テントウムシのテントは飛び立ち、トガリネズミのトガリィはふもとの暮らしへ。旅の終わり方がとても爽やかで、私は好きです。2016/10/15
書の旅人
14
本を読むことは、旅をすること、冒険や探検をすることと同じです。そう想っているので、私がやること、やろうとしていることは、「何も其処まで…」と言われるのでしょう。しかし、私はやりたいことしかやらないし、無理をするつもりもありません。このシリーズもまた、素敵な出会いでした。この本を読んだ子どもが、自分だけの世界を描き、ふと目を上げれば、さらに広げられる様なきっかけを見つけられたら…。その時は、私も仲間に入れてほしいな。2017/12/26
歩月るな
9
後半四冊は、持っているのが箱入りのものなので気にしたことが無かったけれど、六年ほどかけて刊行されてきていたことを考えると、また深い感動があったりする。素晴らしい冒険でした、これはもう、何も言わんどこう。当時の私はちゃんとここまで読んだのだろうか。少し自信が無い。一人前には程遠いですが、これからもまだまだトガリ山を目指していこうと思うのです。2018/07/20
遠い日
5
シリーズ8。逸る心と惜しむ心のせめぎ合いの中で読みました。トガリィとテントの最後の話。トガリ山のてっぺんへの旅は、厳しくそして命との出会いの連続で、ふたりにさまざまな学びと感慨をもたらしました。てっぺん付近での星々の動きと心のさまを浴びるように体感したことは、神秘でありファンタジックな彷徨として興味深かった。命が巡って星になることのメタファーか、星になっても他者との軋みはあるということの喩えか。おじいさんになったトガリィの「一人前」の解釈がすばらしかったです!2022/11/02




