内容説明
日曜日の朝は、なにかがちがう。いつもより、おそくまでねていられるし、ふしぎなことも、いろいろおこる。さて、ぼくのばあいは…。
著者等紹介
斉藤洋[サイトウヒロシ]
1952年東京に生まれる。亜細亜大学教授。1986年『ルドルフとイッパイアッテナ』で講談社児童文学賞新人賞を受賞。1991年路傍の石幼少年文学賞受賞
武田美穂[タケダミホ]
1959年東京に生まれる。『となりのせきのますだくん』(ポプラ社)で絵本にっぽん賞、講談社出版文化賞絵本賞を受賞。『すみっこのおばけ』(日本絵本賞・読者賞/けんぶち絵本賞・グランプリ、ポプラ社)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ミーコ
25
斉藤さんの棚を物色中 可愛い表紙の男の子に惹かれて借りて帰りました。いつも通り不思議なお話。ナマケモノなのに働き者❣ それに修行を重ね、動きも速い❗オウチの中も外もピッカピカになるミユビのオクパードさん 是非ともウチに来て下さいッ2018/04/26
遠い日
10
突如始まったミユビさんとの日曜毎の邂逅。勝手にやってくるんだもの、あーだこーだ言ってるヒマはない。日曜毎に、ミユビさんのことをいろいろ知っていくぼくの不思議な暮らし。そのうち、友だちのオオアリクイのドミンゴさんまでやってくるようになって、いよいよおもしろいことに。けっこうオッサン的発言が一方的だけれど、なぜだかすごく働き者!ミユビさんの名前はオクパードっていうんだよ。シリーズあるようなので、読んでみます。2017/02/02
読み人知らず
10
天井のはがれてるのを木工用ボンドで直すくだりが好き2016/09/02
のほほん
10
日曜日の朝はふしぎなことがおこるらしい。突然はたらきもののナマケモノがあらわれるような。そうです。きびしい修行で動きが速くなったナマケモノのオクパードさんが遊びに来るようになったのです。「死ぬかもしれない」修行はまるで忍者のようで、忍者好きの私はうれしかった。2016/04/13
けいねこ
9
「はたらきもののナマケモノって、どういうものだと思う?」 とうさんとかあさんの答えは、「いそうで、いないってこと!」だったけど、それはまちがいだと思う。そうじゃなくて、「いそうもないのに、いる」、それが、「はたらきもののナマケモノ」なんだ。だって、毎週日曜日になると、ぼくの部屋に現れるんだもの。 というわけで、ナマケモノがなぜはたらきものになったかを「ぼく」に語り、ほかのこともいろいろ語るお話です。語る合間に家事もしてくれるので、うちにも来て欲しいかも〜2007/10/29