出版社内容情報
アフリカの音楽に魅かれアフリカと付き合うこと15年。ひとりで旅をしひとりで写真をとりアフリカを観察するカメラマンの詩と写真。 小学校高学年~中学生
内容説明
15年の歳月をかけて熱帯写真家の心につもったアフリカの宝物。
目次
サハラ
バオバブ
雨
電話
眼差し、微笑み
北と南
アフリカで学んだこと
旅する時人は
いい天気
笑う才能〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ヴェネツィア
292
写真、ショート・エッセイと詩から構成されるが、いいのはこの順序で。まず、写真だが、冒頭近くの2枚のバオバブの樹に象徴されるように、アフリカの持つ再生力と瑞瑞しい姿が印象的だ。人物写真、ことに女性たちの写真が多いのだが、カラフルな衣装を身にまとった彼女たちの表情の明るさは、アフリカの肯定的な面をストレートに語りかけてくる。エッセイは、まあそこそこ。詩は関東の1篇が谷川俊太郎を思わせるものの、他は残念ながら言葉の彫琢が不十分であり、日常を突き抜けるだけの力がない。2017/02/21
ジュースの素
6
たぶん3回目くらいの読了。アフリカ中南部は総じて貧しい。しかし 人間らしい喜怒哀楽を発散させて生きているのが伝わる。たくさんのエネルギー飛び交う写真が掲載されていてみんな明るく笑っている。日本人の悩みなどはきっと解ってもらえないだろうな。彼らの気質だと。乾燥した台地に大雨が降った翌日には大きなバオバブに青々とした新芽が出た写真にはびっくり。2016/09/25
Maumim
2
1998年刊行。アフリカ愛が溢れる美しい写真。児童書コーナーに収められていた。アフリカの美しいイメージがそのまま。行きたいなあ。2024/09/04
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