出版社内容情報
月夜に海から町までやってきたタコの男の子。電車にのり、雨にぬれ、であった犬に助けられる大ぼうけん。書き下ろし長編絵本。 小学校低学年~小学校中学年
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ビシャカナ
1
海から上がって夜の人の街を遊ぶズボンを履いたタコの坊やタコボー。軽妙な文体が面白いが、どこか不穏な空気を感じて不安を覚えてしまう、だが杞憂だった。よかった。2017/09/25
そのじつ
1
ぶにゃり、ずいずい、ぐしゃぐしゃ、と走る描線がいい。メゾチントみたいに黒く塗りつぶされたクジラや夜空。グシャグシャとはびこる描線はアニメーションのような動感を与えている。詞書きもリズミカルで、タコボーくんの足取りを軽くする。2012/01/10
そのじつ
1
この世のもの全てが自分と同質。と感じる幼児の視点で描かれていると思う。周囲の環境も他者も「自分の延長」だから、初めて見る物も会うひとも違和感なく気持ちに沿うていく。ふわふわ、やわやわと漂うタコボーくんを眺めていると、遠い昔の懐かしさを感じる。そして絵の端々に現れる、大人の存在(タコボーくんは意識していないようだが)にも気付いてちょっとニヤリ。走り書きのようなタッチの絵にはアニメーションと錯覚しそうな動感が宿っている。幼タコのやわやわ、ぬめりとした感触に、口中で物を確かめようとする幼児の姿を連想する。2011/10/15
モリ
0
児童書の挿絵としても超ビッグネームの井上先生による単書。文章まで一人で担当して作ることがあるのを不勉強ながら知らなかった。タコが海を出て人間の街を冒険すという緩い独特のユーモラスな内容。言葉のリズムは良いような、少し崩れているような。2023/11/30
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