出版社内容情報
くいしんぼうだけどわがまま。だから、すききらいの多い王さま。大すきなのはたまご。きらいなものは…。たのしいお話が5つ。 4歳~小学校中学年
内容説明
「どこのおうちにもこんな王さまがひとりいるんですって」このことばをかかげ、1959年、毎日出版文化賞の受賞とともにスタートした王さまシリーズ。以来たくさん版を重ね、500万もの子どもたちに愛されてきました。わがままでくいしんぼの王さまが、お城でじけんをおこしたり、お城からとび出し宇宙や海の底に行ったり大活やく。誕生40年を記念して、「ぼくは王さま全集」の五十ものゆかいな話が、新編集で十一冊の本にうまれかわることになりました。文字を読みやすく組みかえ、さし絵も全部かきかえました。お話の面白さをたっぷり味わって下さい。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たまきら
22
オタマさんすっかりはまりました。オカンの子どもの頃の愛読書です。オトンは存在すら知らず。お互いあ然。1エピソードずつ読み進めているので、時間がかかるのがさびしいなあ。2016/10/03
ぬのさと@灯れ松明の火
2
願いの反対を叶えてくれるフライパン。扱いが難しいなあ。2013/11/18
のん@絵本童話専門
1
「ひみつのフライパン」自分の代わりにたまごに注射、土に埋めたらフライパンが出てきて…「王さまレストラン」レストランを始めたら、動物たちがやってきて無理難題の注文をされ…「くじらのオムレツ」自分でオムレツを作り、失敗。卵がなくなったのでくじらの卵を取りに…「空をとんだトースト」トーストが空を飛び、チーズが伸びに伸びて…「王さまのくいしんぼう」聴診器でお腹の虫の声を聞いて王さまびっくり…など食いしん坊の王さまにピッタリの食にまつわるお話。どのお話も気付けばとんでも~なファンタジー世界へ王さま迷い込む。2021/11/01
はなくま
1
今日も懲りずに痛い目にあう王様。レストランを開いてはお客さんの兎や蝶々、蛙に食べられそうになるし、くじらのたまごばかり食べていたら鶏に怒られるし。王様、もっとお城で働く人達の有り難みを知ってください。2015/08/13
おかっち
0
懐かしの絵本 しかし、とんでもなくぶっ飛んだお話だなぁ 頭が重たく硬くなった時はこれくらいの本を読んで なんでもありやなっみたいな感覚を思い出したい2022/08/12