寺村輝夫の王さまシリーズ ハアト星の花

寺村 輝夫【作】/和歌山 静子【絵】

理論社（1998/04発売）

• サイズ A5判／ページ数 150p／高さ 22cm
• 商品コード 9784652006634
• NDC分類 K913
• Cコード C8393

出版社内容情報

ヤムコ星の雪、ガルメ星のどく、モルト星の石…。わがままな王さまのところへ、ちきゅうの外からいろんなものがやってきます。　　　4歳～小学校中学年

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[わちゃこ]

王さまシリーズ3　こちらは、宇宙の星や宇宙人に関するお話が多いですね。そんなお話が6話入っています。文章がテンポが良くリズミカルに読めて楽しいです。

2021/04/02

[はなくま]

『なんでもロボット』がいいな。嫌なことをあれやこれや他人に任せてばかりいると、楽しいこともやらせてもらえなくなっちゃうからね。

2015/07/29

[読み人知らず]

宇宙人が毒薬を振り掛けたら地球人にとっては素晴らしく美味になる調味料だったってオチ。記憶があります。

2007/12/26

[まめもち]

王さまシリーズ３

2015/05/19

[ｻﾆｼﾞｮﾌﾟｯ]

その昔、「王さまロボット」に収録されていた作品が多い模様。王さまシリーズってすぐわかるようなタイトルにすれば良いのに。それはともかく、童話とSFの異種格闘技戦といった趣の本作。中でもクモの不気味さが幼心に大変気に入った。長さもちょうど良い。これが好きだった幼き日の僕が、そののち星新一にハマっていったのもむべなるかな。でも本格SFのファンにはならず、近世～近代文学に流れて行ったのは、どちらかというと幻想／怪奇趣味のケが大だったからかも知れない。