出版社内容情報
元気いっぱい、こわいものしらずの兄のルルと、おくびょうだけど心やさしい弟のキキ。ふたごのペンギンのハラハラドキドキ冒険。 小学校低学年~小学校中学年
内容説明
こわいものしらずのおにいさんのルルと、おくびょうだけと心のやさしいおとうとのキキが、力をあわせてきけんをのりこえ、たくましくそだっていきます。南極に生まれたふたごのペンギンの物語。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あん
74
はじめて読んだのは私が小2の時でした。当時の担任の先生が読み聞かせをしてくれたのをきっかけに、両親に買ってもらい夢中になって読んだ本でした。物語はすっかり忘れていたのですが、読んでいるうちに思い出して、とても懐かしくなりました。何十年も前の作品ですが、全く色褪せることのない名作です。2015/01/18
小夜風
35
【小学校】初版は1963年!子どもの頃からタイトルだけは知っていたのですが、多分初読みです。挿絵のペンギンがとってもキュート♪おチビさんのくせに向こう見ずで危険に自分から飛び込んでいってしまうルルにハラハラしました。人間のセイさんとの交流も、セイさんにそのつもりがなくても、セイさんが悪者に豹変してしまうのではないかとドキドキしました。朝ドラで「ファーストペンギン」という言葉が広まりましたが、本当にペンギンって、こんな愛らしい姿でなかなか勇敢ですね(笑)。2016/03/01
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
21
南極の双子のペンギン、ルルとキキ。冒険好きなお兄ちゃんルルと気が弱いけど優しい弟キキが力を合わせて危険を乗り越えていくおはなしです。12月予定の4・6年生のブックトーク授業【テーマ 冬休みに読んでみよう】用に選書。岩波少年文庫もあります。 2018/10/01
喪中の雨巫女。
19
《私-図書館》子ペンギンたちの冒険にハラハラ。だんだん大人になっていくペンギンたちが愛しい。2017/05/29
Yukiko Yosuke
16
1963年刊行の物語絵本。南極に住む双子のペンギン、ルルとキキのお話。3話収録。ルルとキキが生まれたばかりの頃のお話からもうすぐ大人の仲間入りをするまでのお話。彼らの成長と、他のペンギンとの関わり、人間との関わりを描き、何だかペンギンが身近に感じられる作品。独立心旺盛なルルが中心に描かれ、ルルとキキの時にはハラハラし、時にはじんわり心に来る冒険を娘と一緒に楽しみました。20ページずつ9日にわたって読みました。長かった…。2022/12/19