内容説明
「か」がつくコトバだけで、お話を書いてみたら…。にほんごって、こんなにおもしろい。ナンセンス作家・二宮由紀子による5つのお話。
著者等紹介
二宮由紀子[ニノミヤユキコ]
1955年大阪市に生まれる。「ハリネズミのプルプル」シリーズ(文渓堂)で赤い鳥文学賞、『だれかそいつをつかまえろ!』(BL出版)で日本絵本賞翻訳賞受賞など
市居みか[イチイミカ]
1968年兵庫県に生まれる。絵本に『ヘリオさんとふしぎななべ』(アリス館)、『すごいでしょ』(学習研究社)など。また、朗読会、人形劇など、本以外のジャンルにも挑戦、表現の可能性を追求している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ふじ
18
物語の各文節が全て特定の50音で始まる、あいうえおパラダイスの2冊目(か行)。今回はジェットコースター並みに激しい物語多め。気性の荒いきりんが嫌われて…、喧嘩ばかりのけむしが結局結婚!?、子犬が恋する鯉のぼりは実は高慢な奴だった。などなど。息子はきりんの話を1番よく聞いていた印象。でも、もしかしたら読むより自分で作る方が楽しかったりして。2018/07/12
遠い日
8
「あいうえおパラダイス」シリーズ、「か」行。「か」「き」「く」「け」「こ」それぞれを頭どりして文章を作り、なおかつストーリーを紡いでいるという大技に、拍手。ナンセンスもまたよし。それを楽しむ余裕を愛す。2018/03/17
ヒラP@ehon.gohon
8
前作の『あるひ あひるが あるいていると』に感激して、か行に挑戦しました。「か」と「き」には若干物足りなさを感じたのですが「くまとクレープ屋さん」で盛り返して、「け」と「こ」で弾けています。 五十音での挑戦は、滑らかなところもあれば、苦しいところもあるのですね。 頭の体操、文章のエクササイズ、語彙も増えていきますね。2016/03/29
よろこ
1
最初はつまんないかと思ったけど、意外とおもしろい。続きも読みたい(ひ) ほんとは、あ から始めたかったけど無かったので。子供の語彙が増えたらいいなと借りてみたけど、意外と大人の言葉も多くどこまで理解出来たか?でも、楽しそうに聞いてたから、いいか(^。^) にしても、か行ばかりを音読するのは、途中で頭の血管が切れそうになるくらい疲れましたw(よ)2014/04/06
ゆうは
1
5つのお話の中で、「くまのクレープやさん」がおもしろかったです。2010/04/02
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