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内容説明
サモアの島の酋長ツイアビが、はじめてヨーロッパを旅したあと、島の人びとに文明国で感じたことを話しました。その記録をもとに、ツイアビの話をまとめたのがこの絵本です。
目次
パパラギはからだを包む
パパラギの住むところ
物について
私の・あなたの
丸い金属と強い紙
機械について
職業について
パパラギの時間
にせものの暮らし
知識について
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ともこ
22
私の本棚にある「パパラギ」は1981年に発行されたもので、酋長ツイアビ夫妻の写真が別刷りで挟まれている。その後、ツイアビは実存せず著者ショイルマンの創作であったというのが定説になっている。絵本になっている本書を知り再読した。酋長の真偽はわからないが、物・金・機械・労働・時間・・すべての文明を批判し、自然の中で何者にも囚われず暮らすことをよしとする記述にはやはり惹かれる。書かれたのは100年前だが、さらに様変わりした現代はどう描かれるのだろう。和田誠さんのイラストがよい。誰もが一読に値する本だと思う。2026/02/18
ユウキ
14
パパラキとは白人のこと。ウポル島の酋長ツイアビが文明を初めて見て演説した内容。ツイアビからすると西洋文明はおかしな事ばかり。パパラギが何故変なことするのか理解出来ない。靴は足が臭くなり柔らかく弱い足の裏にする物。ウポルでは所有は無く全てが神様のものだからお金も私物も変な事。文明社会より島の生活は生き物として自然かもしれません。地球と共に生きる人間と地球を加工して生きる人間。人間の性能を発揮しているのは後者と感じますがそれが幸福に繋がってるかは疑問。でもどちらがおかしいでなく2023/02/22
lovemys
8
文明社会を南の島の酋長さん目線で語る本。こうやって描写されると悲しくなってくるな。矛盾と欲求だらけの現代かもしれないけど、南の島にいるような穏やかさを感じることもあるんだぞ! ボーッとしてることも、幸せだなぁって思うことも! 自分を引き締めるために、たまに読みたい本だと思った。2021/09/17
tae
6
とても面白かった。私は、物欲もなくて、この本の8割くらいは、わかってたつもりだった。でも、知識欲は強くて、なんでも知ってる人になりたい、読んでも読んでも世の中には、知らない事があるって思っていたけど、それは、はたして幸せなことなのか・・・と、初めて問われた気がした。小さい頃から、勉強熱心な人が、りっぱな人という価値観で育ったので、とても新鮮だった。この本に出会えて良かった。2016/01/10
みー
5
考えさせられる。そして面白い。「幸福」のとらえ方の違いが、余りにも当たり前なのだ。こんな当たり前のことを私たちは忘れているのだ。遠い昔に置いて来てしまったのだ。そしてもう取り戻せないのだ。2015/04/20




