出版社内容情報
本書は多角的にオーケストラの楽しみかたを探る誌面構成となっている。名曲の秘密を大解剖、楽譜に書いていない編曲の現場など知らなかった情報を教えてくれる。また、楽器使用法の謎、作曲家の不思議な仕事、ワクワクするオーケストラの秘密がいっぱい!
目次
第1章 オーケストラの名曲大解剖―この曲が面白い理由
第2章 過激な古典派管弦楽法―意表をつく音楽史の秘密
第3章 マエストロに質問です!―現場のスコア・リーディング法
第4章 指揮者達の隠しわざ!―これも解釈!やはり編曲?
第5章 オーケストラ編曲で愉しむ!―オリジナルよりゴージャスに聴きたい名曲
第6章 異稿の森をさぐれ!―スコアから検証する作曲家が望んだ音
著者等紹介
金子建志[カネコケンジ]
1948年千葉県生まれ。常葉学園短期大学教授。東京芸術大学音楽学部楽理科卒。市川交響楽団、千葉フィルハーモニー管弦楽団、19世紀オーケストラ、アンサンブル花火等の指揮者を歴任。専門は古典派から近現代の資料比較を中心とした研究と、その実践としての指揮活動。NHK・FMのクラシック番組の解説、「朝日新聞」の「視聴室」、「レコード芸術」、「音楽現代」等のCD評等を執筆
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