内容説明
実践!食味釣魚大全。朝日新聞で好評連載中の「しゅんの味」に釣技のワンポイント・アドバイスを加えたのがこの本です。淡水・海水83種のおいしい魚が勢ぞろい―写真・図版も楽しめます。
目次
春の釣・味(イシナギ;イシモチ;イワシ;オイカワ;沖メバル ほか)
夏の釣・味(アジ;アナゴ;アユ;イサキ;イシダイ ほか)
秋の釣・味(アオリイカ;イイダコ;ウマヅラハギ;カツオ;カマス ほか)
冬の釣・味(アイナメ;アコウダイ;アマダイ;アラ;イスズミ ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
イロハニ
12
食べる魚しか釣らぬをモットーに8~90年代に新聞各紙の連載等で釣界の一世を“風靡”してた。本書は著作人生中途での作品ながらその釣り人生の総集編と見える。作中大半は海のそれで浅場~外洋へと各季節20種位を紹介している。残念ながらカジキは無いが釣りには珍しいナマズ、ウツボが登場し外道の顔ぶれも多彩。淡水系も野趣有る記述が良い。釣って料理して食べるの三位一体本は数多あれど本書には外道と称される魚達への目配り、家庭で調理する際のチョットしたコツ伝授の随所に面倒見の良さが感じられて好感が持てる。釣魚料理の豆知識に。2023/03/19
ナウラガー_2012
1
江戸時代、武家の屋敷では元服の祝い事にカサゴを使った。姿恰好が武者に似ているからだという。東京ではカサゴの甘露煮を「武者煮」ともいう/昔大阪では5月の明石ダイを日ごろ世話になる人に贈る風習があった。「魚島」といい、瀬戸内海でタイが海面にせりあがって”島”のようになるから。この時期の鯛が最高とされている。メスの鯛は黄色い卵が入っているが、「真子」といい反対にオスのは「白子」/2012/11/29
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