内容説明
ペペとメメはフランス語でおじいちゃんとおばあちゃん。二人は孫へのプレゼントを、と寝台列車と豪華客船に乗ってはるばる北極圏まで、サンタに会いに行きました。ユーレイルパスなら、どこへ行くのも安あがり。ファーブルの館も見たし、「第三の男」にもなった…。リタイア後の夫婦が孫に残す手記＋旅のスケッチ。
目次
旅その１ ベルギー・ブリュッセル
旅その２ ブリュッセルからの小さな旅あちらこちら
旅その３ オーストリア
旅その４ フランス・ブルゴーニュ地方
旅その５ ドイツ・ハルツ地方
旅その６ フィンランド・北極圏
旅その７ フランス・バスク地方、そしてファーブルの村
旅その８ ドイツはモーゼル河沿いの町々
旅その９ ドイツのクリスマス市
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
田山河雄
2
ベルギーのブリュッセルにアパートを借り、そこを根城に二か月間ヨーロッパのあちこちを旅してめぐる…、何と云う贅沢、考えもしなかった、そんな旅もやれば出来るのですね。しかもこのぺぺさんとメメさんご夫婦はパリなど様々なアパートを借りての旅がもう五回目だそうです。こう云う旅があるのですね、目がひらかれる思いで羨ましい。ご夫婦の気持ちが一緒なのが眩しくてそして本当に楽しい本でした。2021/02/17
