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豪閥―地方豪族のネットワーク

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  • サイズ B6判/ページ数 543p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784651700793
  • NDC分類 288.2
  • Cコード C0036

内容説明

バブル崩壊、グローバリズム、ビッグバーン、リストラ、規制緩和、不良債権処理、構造改革。未曾有の大激変の中で、なお強力な血縁で結ばれ、全国津々浦々まで網の目のように張りめぐらされた地方豪族47家の驚異の系譜(支配階層の閨閥人脈集団)とその実像を解き明かす。

目次

町村家―大牧場経営と政治の二頭立て一族の“官主導型”閨閥
今井家―北の大地に咲かせたデパート丸井今井に異変
氏家家―中央財界主流と結ぶ強力バンカーの系譜
一力家―“河北一”の新聞・テレビを支配する剛毅な一族
船田家―作新学院パワーを握る“教育閥”政治家の系譜
片倉家―解体した“生糸財閥”が執念で残した系譜
北野家―得意の複眼経営で閨閥の多角化も成し遂げた建設一族
塩沢家―四百年の歴史誇る“養命酒”一族の新たな閨閥
諸井家―明治財界の大立者・渋沢栄一に連なる武州人脈
根津家―“甲州財閥”の雄が築き上げた壮大な事業と家系〔ほか〕

著者等紹介

佐藤朝泰[サトウトモヤス]
1938年、札幌に生まれる。経済誌の編集長を経て、1972年フリーのジャーナリストとして独立。「文芸春秋」「中央公論」「宝石」「週刊新潮」「サンデー毎日」「週刊読売」などで活躍。現在も執筆者として健筆をふるっており、その鋭い取材力には定評がある
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

rbyawa

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c093、豪・閥というのは豪族+閨閥という程度の意味の造語なのだそうですが、『閨閥』『門閥』という本を出版した著者氏がその2冊を書いている時にそこに絡まってくる地方豪族との関係が必要ではないか、ということで作られた本なのだとか。ただ、単に名門の末裔であるというよりは自分たちで商売を興し、一族支配で失敗、という一族も含まれるもののやっぱりなんだかんだ頑張ってるなぁ、というような印象も。前の2冊は読んでおらずそちらはもう少しまとまってると思うんですがこれは内容がなかなか掴み難かったですが、まあ面白かったです。2012/09/03

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