目次
入社の辞
「朝日文芸欄」の主宰
「朝日文芸欄」時代
漱石と漱石山脈
漱石と新聞小説
漱石文学と挿絵
漱石文学の世界
漱石俳句鑑賞
近代文学史上最も豪華な句会
文芸委員会の成立まで―附、漱石の博士問題少考
漱石の男女観・女性観
漱石の死
葬儀記〔ほか〕
感想・レビュー
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rbyawa
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j016、大雑把に言うと「朝日文芸欄」についての本で、わりとよく見る漱石のデビューまでと朝日新聞に入社するまでのような話を簡単に経て、森田草平が主に担当していたという文芸欄の話、ところで作家たちから弟子ごときに仕切られるのは嫌だ的に叱られたというお話なかったよな…実際にはないのか、騒動の中の一過程だったものか。確かに森田がきっかけにはなっているものの大阪朝日と東京朝日の対立が根っこにあったと言われると…責任まではないな…。まあそんなこんなで2年ほどで文芸欄はなくなったものの、文芸評論家の新顔は揃った、と。2019/02/14