目次
ぼくの人生処方詩集―ケストナーおじさんのかわりに
あなたのための人生処方詩集
一人でいるのが耐えられなかったら
理想を見失ってしまったら
故郷を思い出したかったら
詩がきらいでスポーツが好きだったら
ことごとく腹が立ったら
死について考えたら
人生がさびしすぎたら
小説に飽きてしまったら
私自身の詩的自叙伝
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
かふ
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ケストナー『人生処方詩集』の形式を借りたアンソロジー。それぞれ題(テーマ)のもとに日本の近代詩から現代詩までを網羅する。例えば「理想を見失ってしまったら」では北村透谷「楚囚之詩」、宮沢賢治「雨ニモマケズ」与謝野鉄幹「人を恋ふる歌」から中野重治「歌」、吉本隆明、谷川俊太郎、谷川雁、などと共に流行歌『人生劇場』まで掲載している。そのへんは寺山修司の大衆化路線なのか。フランス象徴詩やシャンソンもあるが、アメリカの現代詩は少なかった。国内中心で当時の詩の在り方が伺える(今より詩は読まれていた)。2024/08/22




