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出版社内容情報
1059万部突破の「センゴク」宮下英樹が描く、神聖ローマ帝国の大乱! 「歴史群像」好評連載、単行本化! 1618年、神聖ローマ帝国のハプスブルク領ボヘミアで起こったある事件をきっかけに、新教派と旧教派の戦争が勃発する。宗教対立、ハプスブルク家と反ハプスブルク、フランス・スペイン・スウェーデン等帝国を取り巻く大国…。帝国の歪みとさまざまな思惑が絡んで30年間にわたって続く大乱が始まった!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
新天地
11
主人公フリードリヒ五世は胸に秘めた野望に相応しい実力も地位も富も権力もあるが、それを得るために築いてきた立場のしがらみ故に事態は思い描く理想とは違う方向へ行ってしまう。野望や理想ではなくそうせざるを得ない「立場」にいる者が歴史を作っていくのが面白い。『センゴク』シリーズで日本史の面白さを描いてくれたからこそ次は世界史の面白さを描いてくれるという信頼と期待がある。なんとなく知っている程度の題材だがこの時代の傭兵の悪辣さは知っているので傭兵隊長マンスフェルトの活躍に戦々恐々しつつも第2巻に期待。2024/01/17
Mr.deep
10
「センゴク」の宮下氏がついに西洋史に挑戦。相変わらずの分かりやすさは流石なんですが、戦国時代と違って名前きいただけで拍手喝采的な知名度のある登場人物が少ない中でどこまでやれるのか期待半分不安半分2023/10/29
purupuru555
8
「センゴク」シリーズの作者の新作。「大乱 関ヶ原」も同時に連載しているからだろうけど、連載ペースは遅くなりそう。馴染みのない時代を舞台にしているため、はじめは状況を掴むのに少し戸惑った。ヨーロッパだけどセリフ回しが「センゴク」シリーズと同じだから、入りやすかったかも。巻末の作者インタビューも面白かった。やはりこの作者はスゴい(語彙が貧弱💦)。2025/01/20
YS-56
6
宗教と権力。破滅の足音はもう聞こえてきてますね。2023/10/30
ヒデキ
6
「センゴク」の宮下英樹が描く、ヨーロッパの戦国時代。ファルツ選帝侯にスポットが当たって物語が始まるのだが、どの人物も知らない人ばかり。ボヘミア王フェルディナントなんてはじめて聞くし、“ボヘミアを制する者は欧州を制す“と言われても、そうなんだーという感じ。神聖ローマ皇帝マティアスすら、カール5世とかとは違って有名じゃないからな。まるで未知のジャングルに迷い込んだみたいだが、戯作者宮下先生の手腕に頼って、次巻以降も物語を追っていきたいと思う。2023/10/28
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