内容説明
自然もテクノロジーも経済も…この世のすべては数学でできている!!数学は人類に何をもたらしたのか?数学が解き明かした宇宙の真理とは?はてしない数学の世界へと今、一歩を踏み出そう。
目次
第1章 めくるめく数学の世界へ
第2章 数学の世界のさまざまな数
第3章 古代と中世の数学
第4章 近世ヨーロッパの数学
第5章 天才たちが築いた近代数学
第6章 現代数学の危機と達成
第7章 科学と社会を支える数学
第8章 最前線の数学と未解決問題
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
多分マグマグ
4
心に残った言葉 「数学とは、計算して決まった「正解」を出すためのものではありません。何万年も時間をかけて、人類が積み上げてきた知恵を使って、誰も答えを知らない問題に取り組み、世界の謎に迫っていく営みだといえます。」→数学とは哲学である2024/06/12
_apojun_
4
図書館本。もちろん「すべて」じゃないし、「わかる」わけでもないけど、この一冊で数学についてはかなりの事を「知る」ことはできそうな気がします。 もちろん一つ一つのテーマについての記述は薄いんだけど、興味を持つには充分じゃないかな。 この類の本は結構読んできたつもりだけど、まだまだ初めて知るということもあり、数学の奥の深さと幅の広さを思い知らされます。 若いうちにこういう本読んでたら、もしかしたら人生変わっていたかもしれないな。2023/05/10
ささ
2
概要が分かりやすくまとめられている良書。数学、科学、物理、哲学...全て繋がっているのだなあと思いました。「解の公式」懐かしい!昔は丸暗記しただけでよく分かっていなかったけど、分からなくとも色々な世界に触れられたことは良かったのですね。2023/12/05
りらこ
2
数式の美しさが、理解できない…なんでそうなる?って事を知るには難しい講義になるんでしょうね?その辺りをスルーして概要を知るにはよかったかな。2023/05/15
朝ですよね
2
数学史に理論の簡単な説明が付いている。ラッセル、ヒルベルト、ゲーデルが登場するあたり(数学の危機)の関係性が改めて理解できて良かった。2022/06/16
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