目次
第1部 ヘーゲル国家論の本質(スピノザの実体とヘーゲルの国家;ヘーゲルの「国家」本質論素描―「市民社会」を基礎とした「立憲君主制」;ヘーゲル『法の哲学』における「国家の論理」―国家を動かす“自由な意志”の“論理”と“恣意”の“教養形成”的役割 ほか)
第2部 ヘーゲル国家論の展開(一八一七・一八年、一八一九・二〇年講義とヘーゲル国家論―プロイセン中心主義的なヘーゲル解釈からの脱却に向けて;ヘーゲル国家論とホトー、グリースハイム講義筆記録―現代史の総括、そして歴史的生成の視点;『ヘーゲルの国家観』再訪―金子武蔵と時代精神 ほか)
第3部 資料編(ヘーゲル国家論アンソロジ―『法の哲学』と講義筆記録;『法(権利)の哲学』の反響―一九世紀を中心に
ヘーゲル法哲学の研究状況―『法(権利)の哲学』と講義筆記録をめぐって ほか)