内容説明
本書は、ヤスパースの哲学を中心に据えながらも、著者なりに試みた独自の思索の足跡である。
目次
第1講 死生論‐無、それとも永生か―“神聖な嘘”の彼岸に
第2講 宗教論‐存在意識の変革について―“形而上学的経験”と“超越者の言葉”
第3講 経験論‐“精神の経験”か、“実存の経験”か―ヘーゲルとヤスパース、その遙かな近さと、親しい遠さと
第4講 理性論‐理性の運命―本来的理性への歩み
第5講 実存論‐実存をめぐる“交差”と“背離”―ヤスパースとハイデッガー、忘れずに、いかなることも忘れずに、いぜんとして落ち着かない不安な気持ちのなかで
第6講 大衆論‐高度大衆社会と超越への勇気―現代批判の一構図
第7講 死生論再び‐今、あらためて死を問う―シンポジウム
著者等紹介
福井一光[フクイカズテル]
1948年、神奈川県に生まれる。バーゼル大学哲学・歴史学部博士課程修了(哲学博士)。現在、鎌倉女子大学教授
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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