目次
１ ヘーゲル―その偉大さと限界（ヘーゲル哲学の現在的意義；ヘーゲル的“精神化”の限界）
２ ヘーゲル―その思索への手引き（フランクフルトの危機までの共和主義的な時期；イェナのヘーゲル；精神現象学；論理学；哲学的諸学のエンチクロペディー；法哲学；絶対精神；世界史の哲学；イギリス選挙法改正案に関する論文）
３ ヘーゲルとマルクスにおける歴史理解のための四つのテーゼ（本来的な歴史的発展を西洋に限定すること（ヘーゲルの場合）と西洋における資本制生産様式の形成Ｈｅｒａｕｓｂｉｌｄｕｎｇに限定すること（マルクスの場合）
ヨーロッパ史を現代にいたる道程として解釈するために現代から出発すること
ヘーゲルの歴史哲学及びマルクスの批判理論の鍵概念としての精神と資本
ヘーゲルとマルクスにおける歴史的発展の運動諸力）
著者等紹介
加藤尚武［カトウヒサタケ］
１９３７年東京に生まれる。１９６８年東京大学大学院博士課程中退。東京大学文学部助手。現在、千葉大学人文学部教授
座小田豊［ザコタユタカ］
１９４９年福岡県に生まれる。１９７８年東北大学大学院博士課程中退。東北大学文学部助手。現在、弘前大学教養部助教授（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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