内容説明
誤用か「常識のわな」か。変化する日本語の生態系を、いま書店にある代表的国語辞書19種で調査検証し、辞書の個性、編者の洞察力、きめ細かい編集の特徴を紹介する。あなたの欲しい辞書と「ことば」の水先案内。
目次
「いさめる」―崩れた上下関係、目上も目下もない?
「鳥肌が立つ」―嫌悪感薄れ?プラスイメージにも
「何気に」―日本語の流れに逆行する新語
「まくま(幕間)」―誤読ではなく、まくあいとは間の違い?
「かって」―旧仮名世代の弱み
「シュミレーション」―発音しづらい「ミュ」の変化は日本語なまり?
「(声を)あらげる」―もう一つの「ら」抜け言葉
「今だに」―意味は似てても「未だに」とは別?
「生きざま」―「死にざま」から出来た新語
「生き急ぐ」―行き着く先は、はるかロシアか〔ほか〕
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