内容説明
灼熱の砂漠を舞台に人間と車を極限まで痛めつける世界一過酷なラリー『パリ・ダカール』。コースはヨーロッパからアフリカ大陸まで1万キロ以上。名だたる自動車メーカーは威信をかけて臨み、冒険心に燃えた個人選手も多数出場する。三菱パジェロを駆る篠塚建次郎は初参戦から12年目の97年大会、悲願の総合優勝に輝いた。48歳の快挙だ。ラリードライバーとしての妥協のない誇りと、ときには自動車会社の社員としての涙ぐましい愛社精神で挑み続けた合計走行距離13万キロ。その栄光の軌跡と、彼を支え、励まし続けた夫人とひとり息子との心温まる交流をつづる。
目次
プロローグ 12年目の栄光
明日につなぐ復活
すべてがここから始まった
壮絶、パリ~ダカールラリー
継続は力なり
心願成就
エピローグ 生涯現役
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