目次
第1章 1921―1934 新しい娯楽“活動写真”は、見世物から時代の感受性を映すメディアへと急成長を遂げた
第2章 1935―1943 サウンドを獲得した映画は、15年戦争下の底抜けの狂騒と出口のない悲嘆を歌った
第3章 1949―1959 巨匠たちの傑作に、痛快なプログラム・ピクチュアに、民主主義の歩みが重ね合わされた
第4章 1959―1964 新しい転換期の始まり。“ヌーベルバーグ”が、“モーレツ”が、総天然色の大画面を跳躍した
第5章 1965―1975 あてどない若者たちは、ソリッドな情念と理論とをスクリーンに鮮烈に描き出した
第6章 1979―1995 大いなる遺産と、真摯な問いかけを手に、新しい作家たちが新しい歩みを踏み出す