内容説明
「地球は本当にきれいで荘厳でした」。大任を果たして帰還した彼女の言葉は、実に清々しかった。外科医から転身し、シャトルの夢を追い続けて九年。辛抱した甲斐があったと言える。本書では、ひとりの頑張り屋の女性が自分の夢をどのように追い、周囲はどのように見守り、もり立てていったかを、できるだけ等身大、等温度感覚で描いてみることにした。
目次
第1章 十五日間・宇宙の旅
第2章 少女時代―医師を目指して
第3章 外科医としての岐路
第4章 ジャンピング・ボード―宇宙飛行士へ
第5章 有為転変
第6章 カウントダウン
第7章 宇宙への夢
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