内容説明
フランス政界の内幕、与党社会党内部の確執、巧妙な権力操縦術…。“左のドゴール”ミッテラン政治の本質をえぐる。
目次
墓の彼方からのノスタルジー
決裂の時代
急転回
ロカール
扉がバタバタ鳴る
「静かな力」
5月10日
パンテオンへの階段
順風満帆
モーロワ
「フェアウェル」
秘密情報機関
ヴァランスの火刑台
アタリの夢想
緊縮政策
西独連邦議会の火花
ロビンソン・クルーソー症候群
異常な10日間
経営者としての国家
ロレーヌの十字架
あらゆる危険の年
7月革命
マルシェ家の没落
ファビウス
カサンドルの怒り
「レインボー・ウォリアー号を沈めよ!」
友人シャルル
クモ戦略
反論の余地の残る証拠
シラク
疑心暗鬼の世界
ゼウスの雷鳴
故にアラーは偉大なり
贖罪の日
カニの歩み
残された時間
思い上がり
ドゴール将軍の長靴
大西洋からウラルまで…