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内容説明
美術品、考古遺物、文化財、骨董品などと分けられる以前、《古い物》は広大な一つの世界を構成していた。幕末から明治におけるその変容と、「名物学」を旗印にした好古家たちの活躍と挫折を描き、美術史の再考を促す。
目次
プロローグ 物の秩序
一 古い物の世界と「古器旧物」(物に触れる;物に働きかける)
二 古今と新旧(二つのパラダイム;新しい学問)
三 博覧会の季節(物を見る;物を見せる;物が変わる)
四 活動する好古家たち(物を並べる;物を考える)
五 好古家たちの19世紀(物と人;物を写す;物と学問)
著者等紹介
鈴木廣之[スズキヒロユキ]
1952年東京生まれ。現在、東京文化財研究所美術部日本東洋美術研究室長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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