出版社内容情報
織豊期に毛利氏の外交僧として活躍した安国寺こと瑤甫恵瓊。五山最高位の南禅寺の住持まで上りつめた禅僧でありながら、何ゆえ大名のように政治に携わり、関ヶ原の敗戦で「謀反人」として斬首されたのか。豊臣大名説と毛利氏年寄説、隔たる2つの通説を再検証。身分的流動性の高まりとともに「成り上がりの世」を体現した恵瓊の虚像と実像に迫る。
【目次】
安国寺こと瑤甫恵瓊の末路―プロローグ
禅僧としての恵瓊
安国寺住持
禅僧としての出世
毛利氏の外交僧
外交僧としての登場
中国国分
「太閤伝説」
豊臣政権と恵瓊
九州国分
肥後一揆から小田原攻め
朝鮮出兵
毛利氏の恵瓊
毛利領国の支配
朝鮮出兵における指揮
豊臣政権と毛利氏
関ヶ原合戦と恵瓊
輝元と恵瓊
秀吉死後の豊臣政権と恵瓊
反家康勢力の盟主となった輝元
「今度の謀叛人」恵瓊
身分的流動性の高まり―エピローグ
あとがき
参考文献



