出版社内容情報
『飛鳥宮跡出土木簡』は長年の調査で出土した木簡を集成。飛鳥時代研究に不可欠な基礎史料。
内容説明
奈良県明日香村の飛鳥宮跡では昭和三五年以来、今も発掘調査が続く。飛鳥に宮が営まれた七世紀は、古代国家が形成される日本史上重要な時期であり、出土木簡は宮の構造・年代だけでなく、政治・行政機構・税制等を解明する史料として注目される。長年の調査で出土した木簡を集成。初公開の資料も収め、図版と釈文を掲げた古代史研究の基礎史料集。
目次
第1章 木簡出土遺構の概要(第一〇次調査;第二八次調査;第五一次調査 ほか)
第2章 木簡の釈文と解説(第一〇次調査;第二八次調査;第五一次調査 ほか)
第3章 考察(飛鳥宮跡出土木簡の概要;木簡からみた飛鳥宮)
写真図版