出版社内容情報
初詣・端午の節供・お月見・煤払い…。古来、日本では季節に応じたさまざまな年中行事が営まれてきた。春夏秋冬、月ごとの伝統行事のはじまりと時代にともなう変化を、全国各地の事例を紹介しながらたどり、いまも私たちの暮らしに息づくすがたを描く。歴史の中に培われ、生活を豊かにする知恵と技能が詰まった伝統としきたりをやさしく解説する。
【目次】
はじめに
年中行事
歳時記
序 暦と年中行事
1 自然暦と人工暦
2 月の満ち欠けと一年両分
第一章 正月とその意味
1 正月は年取り
1 米と餅
2 年神の信仰
3 正月料理
2 小正月は豊穣祈願
1 小正月の予祝行事
2 小正月の習俗
第二章 春から夏への行事
1 二月の行事―節分と豊穣祈願
1 節分
2 初午と稲荷
3 田遊
内容説明
古来、季節ごとに営まれてきたさまざまな日本の年中行事。春夏秋冬、月ごとの伝統行事のはじまりと時代にともなう変化を、全国の事例を紹介しながらたどり、いまも私たちの暮らしに息づく伝統としきたりをやさしく解説。
目次
序 暦と年中行事(自然暦と人工暦;月の満ち欠けと一年両分)
第一章 正月とその意味(正月は年取り;小正月は豊穣祈願)
第二章 春から夏への行事(二月の行事―節分と豊穣祈願;三月の行事―ひな祭りと人形;四月の行事―桜と日本人;五月の行事―端午の節供と田植え;六月の行事―梅雨と祓えの思想)
第三章 秋から冬への行事(七月の行事―七夕の歴史と民俗;八月の行事―死者を迎える盆;九月の行事―台風と月見;十月の行事―動く神々;十一月の行事―稲の神聖な儀式;十二月の行事―新しい年へ)
著者等紹介
新谷尚紀[シンタニタカノリ]
1948年、広島県に生まれる。現在、国立歴史民俗博物館名誉教授、国立総合研究大学院大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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