出版社内容情報
ペリー来航から米中対立の現在まで、日本の外交はどのように行われてきたのか。戦前・戦後・現代の3部構成で60の問いにわかりやすく答える。外交官・外務省の役割や、大使館と総領事館の違いから、国際関係、皇室外交、環境政策や難民問題まで、歴史・政治・経済・安全保障の諸問題を解説。未来の日本外交を考える手引きとなる恰好の入門書。
内容説明
ペリー来航から米中対立の現在まで、戦前・戦後・現代の三部構成で、日本外交の60の問いにわかりやすく答える。外交官・外務省の役割から国際関係まで、歴史・政治・経済・安全保障の諸問題を解説する入門書。
目次
戦前編(ペリー来航の影響はどのようなものでしたか;不平等条約といわれるものについて教えてください;日本最初の外交官と外務大臣は誰ですか ほか)
戦後編(冷戦の始まりと日本外交について教えてください;対日平和条約について教えてください;安保条約はどのようにうまれ、改定されましたか ほか)
現代編(外交官はどのような仕事をしているのですか;外務省の役割・組織について教えてください;大使館と総領事館の役割はどう違うのですか ほか)
著者等紹介
片山慶隆[カタヤマヨシタカ]
1975年、神奈川県に生まれる。現在、関西外国語大学英語国際学部教授、博士(法学)
山口航[ヤマグチワタル]
1985年、兵庫県に生まれる。現在、帝京大学法学部専任講師、博士(政治学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
Humbaba
2
関係性というのはずっと続くものであり、ある一つの判断がその時のみならず後にまでついて回る。それは良い方向に働いてくれることもあるが、反対に後々までの禍根となることもある。いずれにせよ、自分たちがどのような過去の関係を築いてきたのかは非常に重要な問題であり、それを抜きにして判断をしても正しい解は得られない。現在の判断は現在の状況だけで成り立っているわけではないということを前提として考えるためにも、過去を学ぶ必要がある。2024/10/01
はしりがけmal
0
入門書として使えるが、同時にかなりしっかりもしている。日本史のテキスト(普通は高校教科書だろうがこの感じだと中学教科書と繋げても楽しめるかも?)読み直してからor片手に拾っていくのも良いかもしれない。2025/09/25




