出版社内容情報
院政期以後、仏師たちは院派・円派・奈良仏師の三派に分かれていたが、鎌倉時代には奈良仏師から慶派も生まれ、京都・奈良・鎌倉や地方の寺々で腕を振るった。運慶・快慶・院尊・湛慶・隆円・善円ら39名の仏師をとりあげ、事績と作風の特徴を図版とともに解説する。優れた造仏の技量に加え、時代と社会のなかでの個性豊かな生き様に迫る。
内容説明
院派・円派・慶派などに分かれ、京都・奈良・鎌倉や地方の寺々に仏像を残した仏師たち三九名を収録。事績と作風の特徴を図版とともに解説する。優れた造仏の技量に加え、時代と社会のなかでの個性豊かな生き様に迫る。
目次
序章 鎌倉時代までの仏師の歴史
第1章 運慶派(慶派)
第2章 快慶派
第3章 院派
第4章 円派
第5章 善派
第6章 地方仏師
著者等紹介
山本勉[ヤマモトツトム]
1953年神奈川県に生まれる。現在、鎌倉国宝館長、半蔵門ミュージアム館長、東京国立博物館名誉館員、清泉女子大学名誉教授
武笠朗[ムカサアキラ]
1958年長野県に生まれる。現在、実践女子大学文学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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