室町・戦国時代の法の世界

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室町・戦国時代の法の世界

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  • サイズ 46判/ページ数 292p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784642083973
  • NDC分類 322.14
  • Cコード C1021

出版社内容情報

室町・戦国時代に制定された法はいかなるものであったのか。その多様な内容や史料のあり方、研究上の争点をわかりやすく紹介。幕府・守護・在地領主・戦国大名・公家・寺社・村・町など、さまざまな階層の権力に制定・運用された法の形式や内容を解説。学問・身分・家族・経済・軍事・宗教・災害・慣習などから法と社会の特質を考える注目の一書。

内容説明

室町・戦国時代における法の多様な内容や史料のあり方、研究史、争点などをわかりやすく紹介。さまざまな階層の権力に制定・運用された法の形式や内容を解説。法と密接な諸領域から法と社会の特質を考える注目の一書。

目次

序論 室町・戦国時代の法の世界
第1部 諸権力の法(室町幕府法―法と裁判の特質;守護の法―周防国大内家の法を中心に;在地領主法―「領主制論」的視角の成果と限界;戦国大名の分国法―大名領国のための法典;戦国大名の法規・法令―「型」と正当性;公家法―公武政権と社会の慣習;寺社法―聖と俗の狭間で;村法―惣村文書と村掟;町法―京都の事例から)
第2部 法の諸領域(学問と法―清原宣賢と式目注釈;身分と法―身分の体系化と可視化;家族と法―相続と婚姻を中心に;経済と法―徳政令と撰銭令;軍事と法―軍隊の編成と規律;宗教と法―法華宗の京都進出と為政者の宗教政策;災害と法―戦国大名による災害対応;慣習と法―民間慣習の成文化)

著者等紹介

松園潤一朗[マツゾノジュンイチロウ]
1979年、福岡県に生まれる。2010年、一橋大学大学院法学研究科博士後期課程修了。現在、一橋大学大学院法学研究科准教授、博士(法学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

MUNEKAZ

16
室町・戦国期の法について、諸権力の出した法の内容と、それに関連した諸々の領域を概観した一冊。中世後期というとある意味ではっちゃけたアナーキーな時代という感もあるが、成文法・慣習法による規制もしっかり行われていたことがよくわかる。また近代以降と違い法がそれだけで独立しているのではなく、社会の様々の領域と密接にリンクじており、体系的に整理されているわけでもないことも印象的である。先例や習俗の重要度が高いだけに、法に従うというよりは、諸権力から出される法をいかに選び、利用するかが重要であったように思う。2021/06/24

翠埜もぐら

10
室町・戦国期の「法」の内容・史料・研究史などを一線の研究者たちが解説。基本「力」が正義だった時代に「法」と言う物がどう制定され施行されていたか、もちろん身分差別のある時代なので公家・武士・町家・農民が重なるところもありつつ違う法が適用され、地域・職域でもまた個別の法があったわけです。特に興味深かったのは法華宗の京都進出と「不受不施派」の話で、江戸時代に「不受不施派」が弾圧を受けていたのは知っていたのですが、今回発端が良くわかって面白かったです。2021/10/08

Go Extreme

2
室町・戦国時代の法の世界 諸権力の法:室町幕府法―法と裁判の特質 守護の法 在地領主法 戦国大名の分国法―大名領国のための法 戦国大名の法規・法令―「型」と正当性 公家法―公武政権と社会の慣習 寺社法―聖と俗の狭間で 村法―惣村文書と村掟 町法―京都の事例から 法の諸領域: 学問―清原宣賢と式目注釈 身分―身分の体系化と可視化 家族―相続と婚姻を中心に 経済―徳政令と撰銭令 軍事―軍隊の編成と規律 宗教―法華宗の京都進出と為政者の宗教政策 災害―戦国大名による災害対応 慣習―民間慣習の成文化2021/07/22

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