出版社内容情報
中国古代、豊作の源として太陽が最も崇敬された。四季の変遷のもと、天の四方の神、青い龍・赤い鳥・白い虎は星座に起源し、石器時代に始まる。天体の円運動の中心、北極星は「帝」即ち殷周青銅器の獣面紋として崇められたが、同じ神でも「天」は日照・不作の元凶として老女で表現された。豊富な図版を駆使し、知られざる神がみの世界に迫った名著。
内容説明
中国古代、豊作の源として太陽が最も崇敬された。天の四方神、青い龍・赤い鳥・白い虎は星座に起源する。北極星は「帝」即ち殷周青銅器の獣面紋として崇められた。豊富な図版を交え知られざる神がみの世界に迫った名著。
目次
1 日の神
2 〓、社、主
3 青龍、白虎、朱鳥
4 先史鬼神
5 饕餮=帝
6 殷周の鬼神、天
7 殷周羽化鬼神
8 神樹
著者等紹介
林巳奈夫[ハヤシミナオ]
1925年神奈川県に生れる。1950年京都大学文学部史学科(考古学専攻)卒業。元京都大学名誉教授。2006年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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