中世日本を生きる―遍歴漂浪の人びと

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中世日本を生きる―遍歴漂浪の人びと

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  • サイズ B6判/ページ数 212p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784642083515
  • NDC分類 210.4
  • Cコード C1021

出版社内容情報

中世前期、耕地は不安定で農民も武士も土地に根を張れなかった。厳しい環境を人びとはいかに生き抜いたのか。中世社会史を読み解く。

内容説明

中世前期、耕地は不安定で農民も武士も土地に根を張れなかった。底辺に生きる非人や遍歴する芸能民。襲いかかる災害・飢饉・病など、厳しい環境のなかで人びとはどのように生き抜いたのか。中世の社会史を読み解く。

目次

1 生きる基盤の弱さ―前期中世社会の停滞性
2 山の民―杣工がつくる荘園の村
3 黒田荘の悪党大江氏
4 中世の民間武装民・悪党
5 「長者」長田忠致について
6 都市民の病と生活
7 中世のコトバの重み

著者等紹介

新井孝重[アライタカシゲ]
1950年埼玉県に生まれる。1973年早稲田大学第一文学部卒業。1983年同大学大学院博士課程修了。2001年博士(文学)学位取得。獨協中学高等学校教諭を経て、獨協大学経済学部教授(担当科目日本社会史)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

bapaksejahtera

5
日本の「中世」史専門家による論文に基づく本。出典を明示し「まとめ」を配しており理解しやすい。ただし一般書としてはある程度の語彙を知らないと困る本である。まず人口動態から中世の停滞を述べ、その原因に我が国が農業適地ではないことを挙げる。我が国の山がちな地形が農業に適さないいことは理解できる。大きな人口増加は江戸初期に戦闘工兵が農業土木に変換するまで実現しなかった。網野善彦の立論に批判的見地から述べる論説は妥当と感じる。著者はマルキストではないが歴史学者がマルクス主義的語彙から抜けられないのは何故であろうか。2020/02/13

ja^2

2
成熟期にある現代日本では、成長を目指さなくて良いと主張する人たちがいる。本当だろうか、と常々思っている。▼そこで、低成長だった中世の社会を知ることで、それがどんな状況なのかが分かるのではないかと、この本を手に取った。▼結論から言えば、よく分からなかった。未だ、人が土地に張り付いていない時代で、農業の生産性は著しく低かったようだ。また共同体としてのムラ社会も未だ覚束ない時代だったらしい。▼荘園制すら理解していない自分に問題があるのは分かっているが、もう少し図解等によって分かり易く書いて欲しかったと思う。2023/12/11

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