出版社内容情報
古記録などから、乗り降りの作法、車種の違い、動力=牛の性能など、失われた日常生活を豊富な図版とともに再現。その魅力に迫る。
内容説明
平安貴族が用いた牛車とは、どんな乗り物だったのか。乗り降りの作法、車種の違い、動力=牛の性能、乗車マナーなど、失われた日常生活を豊富な図版とともに生き生きと再現。1000年前のカーライフから読み解く平安貴族社会と都市文化。
目次
第1章 車を選ぼう(車種と身分・階層;牛車の身分規制 ほか)
第2章 牛車で行こう!(では、乗り込もう;車を走らせよう ほか)
第3章 歩くか、乗るか?(歩く貴族;輦車宣旨と牛車宣旨 ほか)
第4章 ミヤコを走る檳榔毛車(檳榔毛車と何か?;檳榔毛車の作法 ほか)
第5章 一緒に乗って出かけよう!(女房たちの同車;同車に表れる人間関係 ほか)
第6章 廃れたからこその牛車(廃れる乗車文化;牛車研究の金字塔『輿車図考』 ほか)
著者等紹介
京樂真帆子[キョウラクマホコ]
1962年兵庫県に生まれる。1992年京都大学大学院文学研究科博士後期課程修了(単位取得退学)。現在滋賀県立大学人間文化学部教授。京都大学博士(文学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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