出版社内容情報
日本と中国の二千年を超える関係を、琉球列島やアジア諸地域の動向にも留意し、大きな国際関係の中で捉え直す。遣唐使、留学僧などの交流、海商の活躍と倭寇の登場、海禁と貿易、日中戦争など、様々な摩擦を抱えながらも安定的な関係を模索し続けてきた両国を、地域の多元的な交流や、ヒト・モノ・文化の多様なつながりの重要性にも目を向けて描く。
内容説明
日本と中国の二千年を超える関係を、琉球列島やアジア諸地域の動向にも留意し、大きな国際関係の中で捉え直す。遣唐使、留学僧などの交流、海商の活躍と倭寇の登場、海禁と貿易、日中戦争など、様々な摩擦を抱えながらも安定的な関係を模索し続けてきた両国を、地域の多元的な交流や、ヒト・モノ・文化の多様なつながりの重要性にも目を向けて描く。
目次
1 中華帝国と列島古代社会(中華の皇帝と倭王;遣唐使の時代;国際交易の拡大と唐物)
2 中世日本と中華王朝(平安王朝と宋海商;日宋・日元関係の展開;遣明使の時代)
3 近世アジア海域秩序の再編と日中関係(倭寇と日明貿易;日明戦争―秀吉の朝鮮侵略;徳川政権と日明貿易;清の国際秩序と日本;日本社会と中国)
4 近代化と向き合う(西洋近代との対峙;伝統への共感と近代;朝鮮をめぐる伝統と近代)
5 対立と提携の近代(中国の変革と日本の大陸政策;戦争と平和のあいだ―満洲事変から太平洋戦争終戦まで;新しい日中関係の模索)
著者等紹介
田中史生[タナカフミオ]
1967年、福岡県に生まれる。現在、早稲田大学文学学術院教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
山中鉄平
Go Extreme
たっとちゃん
takao
-
- 和書
- 社会福祉論 放送大学教材