信長軍の合戦史 一五六〇‐一五八二

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  • サイズ B6判/ページ数 202p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784642082976
  • NDC分類 210.47
  • Cコード C1021

出版社内容情報

信頼性の高い一次史料から信長軍の合戦を解説。戦いの経過だけでなく戦前・戦後の戦略的評価にも目を配り、信長の戦争の本質に迫る。桶狭間の戦いの勝利で歴史の表舞台に躍り出てから本能寺の変で討たれるまで、天下布武をかかげ戦争に明け暮れた織田信長。近年の研究成果による新たな人物評をふまえ、信頼性の高い一次史料を中心に用いながら信長軍が繰り広げた合戦を解説する。戦いの経過だけでなく、戦前・戦後の政治情勢など戦略的評価にも目を配り、信長の戦争の本質に迫る。



はじめに/桶狭間の戦い…平野明夫(桶狭間の戦いのイメージ/今川軍尾張侵攻の背景/信長の迎撃体制/織田・今川軍激突の様相)/信長と美濃斎藤氏との戦い…木下 聡(信長と義龍/信長の攻勢と防戦する龍興/稲葉山城落城と信長の美濃掌握)/本願寺・一向一揆との戦い…安藤 弥(本願寺・一向一揆について/織田信長と石山合戦―中央戦/織田信長と各地の一向一揆―地域戦)/姉川合戦と戦場の景観…太田浩司(姉川合戦の概要と研究史/文献から探る姉川合戦/地形・絵図類から探る姉川合戦)以下細目略/三方原合戦と信長・家康…中脇 聖/長篠の戦い…長屋隆幸/有岡城の戦い…天野忠幸/三木合戦…渡邊大門/鳥取城の攻防戦…倉恒康一/備中高松城の戦い…光成準治/本能寺の変…木下昌規

日本史史料研究会[ニホンシシリョウケンキュウカイ]

渡邊 大門[ワタナベ ダイモン]

内容説明

一次史料から見えてくる天下統一戦争の実像!桶狭間から姉川・長篠・石山合戦、本能寺の変まで。

目次

桶狭間の戦い
信長と美濃斎藤氏との戦い
本願寺・一向一揆との戦い
姉川合戦と戦場の景観
三方原合戦と信長・家康
長篠の戦い
有岡城の戦い
三木合戦
鳥取城の攻防戦
備中高松城の戦い
本能寺の変

著者等紹介

渡邊大門[ワタナベダイモン]
1967年神奈川県横浜市に生まれる。2008年佛教大学大学院文学研究科博士後期課程修了、博士(文学)。現在、(株)歴史と文化の研究所代表取締役(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

金吾

30
○資料の分析に基づく研究成果を集めている一冊であり、内容は興味深いものがあります。定説と異なるものも丁寧に解説してあるため理解しやすいです。姉川、三方原、長篠、本能寺が良かったです。2022/12/07

スー

22
163桶狭間は迂回奇襲ではなく正面から戦われていた。姉川の戦いは織田徳川連合軍の背後を浅井朝倉軍が襲った奇襲攻撃だった。長篠の戦いでは信長は陣を要塞化してなかった。荒木村重の裏切りは敵を倒し活躍したのに加増がなくやってきた秀吉に美味しい所を奪われ更に秀吉の指揮下にはいるという屈辱にあり不平を持っていた。信長は何故自分が裏切られるのか理解していなかったとか面白かった。これからの新発見に期待したい。2019/11/17

getsuki

11
信長軍の合戦に主眼を置いた一冊。最新研究も取り入れ、時系列に沿って紹介されており、分かりやすい。信長という人間のやり方がどのようなものか、がうかがえて興味深い。でも、上司にするにはちょっと……(笑)2016/08/06

3
案外堅実。そして感情的。という感じですが、だからこそ天下人であり、ロマンでありということでもありましょう。2022/06/12

ヨシフおじさん

3
桶狭間の戦いから本能寺の変まで織田軍の主要な戦い(北陸方面軍の掲載はなし)をピックアップした構成である。各合戦史の主要学説や現在論争になっていることなどをわかりやすくまとめられている。平山氏と藤本氏の長篠論争の記載もあり。2021/04/16

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