里山の成立―中世の環境と資源

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  • サイズ A5判/ページ数 210,/高さ 22cm
  • 商品コード 9784642082846
  • NDC分類 210.4
  • Cコード C1021

出版社内容情報

中世の畿内近国を中心に、山野河海をめぐる人と自然、人と人の関係を解明。里山が成立する過程やその特質を明らかにする。

内容説明

人々が生活のために、利用しながら作り出した里山。中世の畿内近国を中心に、山野河海をめぐる人と自然、人と人の関係を解明。里山が成立する過程やその特質を明らかにし、村落研究・環境史研究の可能性をひらく。

目次

序章 里山をめぐる視点
第1章 中世の後山
第2章 荘園制と里山空間
第3章 史料にみえる中世の里山
第4章 里山空間の実態と絵画史料
第5章 樹林の多面的機能
第6章 中世里山の資源管理
終章 中世の生活環境

著者等紹介

水野章二[ミズノショウジ]
1954年、愛知県に生まれる。1983年、京都大学大学院文学研究科博士後期課程修了。現在、滋賀県立大学人間文化学部教授、博士(文学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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