出版社内容情報
古代史を見る目はどのように培われてゆくのか。飛鳥の歴史と文化、畿内王権の意義、東北社会と蝦夷、鞠(きく)智(ち)城と西海道(さいかいどう)、景(けい)行(こう)天皇の九州巡幸説話など、王権と律令制の展開を地方や東アジアの視点から平易に叙述。古代史を学ぶための基礎知識や史料を読み解く修練方法、先学の坂本太郎や井上光貞の生涯にも触れ、魅力あふれる古代史の舞台へと誘う。
内容説明
古代史を見る目はいかに培われるのか。飛鳥の歴史と文化、畿内王権の意義、鞠智城と西海道、景行天皇の九州巡幸説話などを平易に叙述。古代史を学ぶための基礎知識や史料読解の修練方法、先学の生涯にも触れる。九つのテーマで語る古代史の愉しみ。
目次
1 古代史を見る目(日本古代史と飛鳥;古代の史料を読む;畿内王権論)
2 地域史と日本・アジア(古代出羽の史的位置;東北の古代社会と律令制;鞠智城と古代の西海道;景行天皇の九州巡幸説話)
3 先学に学ぶ(坂本太郎;井上光貞)
著者等紹介
笹山晴生[ササヤマハルオ]
1932年東京都に生まれる。1955年東京大学文学部国史学科卒業。1960年東京大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得退学。東京大学教授、学習院大学教授などをへて現在、東京大学名誉教授、文学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
1 ~ 1件/全1件