内容説明
独特の“手のぬくもり”がある明治・大正・昭和のたてものが、いま姿を消しつつある。日本銀行本店・築地本願寺・東京大学正門・自由学園明日館・清澄庭園…。建築観察の達人がナビゲーターとなり、東京の東部に残るすぐれた近代建築を巡りその魅力を紹介。たてものに込められた人々の想い、都市や社会、暮らしの変遷を感じる「まち歩き」ガイド。
目次
A 日本橋・銀座・築地エリア―西洋建築の写し→日本趣味への読み替え→独自の建築へ
B 本郷エリア―近代=西洋化と近代=民主化
C 上野エリア―建築の宝庫 上野の森
D 雑司が谷・池袋エリア―虚空に向かうたてものと地平に広がるたてもの
E 王子エリア―軍都と東京一低い山と工業地帯
F 本所・深川エリア―復興の街
水門/看板建築
著者等紹介
小林一郎[コバヤシイチロウ]
1952年、東京・柴又生まれ。淑徳大学池袋サテライトキャンパス・エクステンションセンター、朝日カルチャーセンター千葉、東急セミナーBE自由が丘講師。TV、ラジオでも近代建築を紹介・解説するなど、「まち歩き」の視点からのまち並み・建築観察が高い評価を得ている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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- 和書
- 図解基礎工・土工用語辞典