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出版社内容情報
死者儀礼が大きく変化している、と言われて久しい。ニュースでは、直葬・墓じまい・孤立死・無縁社会といった用語が流れ、伝統的な死者儀礼の衰退・崩壊が喧伝される。今現在われわれの眼前で勃興し、一方で消滅しつつある、これら死者儀礼の実態・制度・観念を取り上げ、このような現状を招来した経緯について、歴史的把握を試みた注目の書。
内容説明
直葬・墓じまい・孤立死・無縁社会などのニュースが流れ、伝統的な死者儀礼の衰退・崩壊が喧伝される現在。眼前で勃興し、一方で消滅しつつある、これら死者儀礼の実態・制度・観念を取り上げ、歴史的把握を試みる。
目次
1 新たな葬送への模索(新たな死の共同性;デジタル時代の弔い方;引き取り手のない故人の葬送と助葬制度 ほか)
2 前代慣行の継承と変容(位牌・墓標と葬送;両墓制の終焉と伝統の護持;改葬制度の史的展開―「墓じまい」に至るまで)
3 墓地と納骨堂の近現代(近代公共墓地の成立と変遷―大阪の都市史としての墓地;昭和初期の「永代供養墓」構想―田中智学と細野雲外;希望は、納骨堂―昭和戦前期における墓の将来構想 ほか)
著者等紹介
山田慎也[ヤマダシンヤ]
1997年、慶應義塾大学大学院社会学研究科博士課程単位取得満期退学。現在、国立歴史民俗博物館副館長、博士(社会学)。専門は、民俗学・文化人類学
土居浩[ドイヒロシ]
1999年、総合研究大学院大学文化科学研究科国際日本研究専攻修了。現在、ものつくり大学教授、博士(学術)。専門は、民俗学・日常意匠研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ぞだぐぁ