出版社内容情報
高齢社会を迎え、死と葬送への人々の関心は高まっている。歴代天皇や東日本大震災の犠牲者、親族のエピソードなども挙げ、葬法の歴史を追跡。日本各地の葬送の事例と文献史料から、葬儀とその担い手(隣近所と家族親族)の変遷史を、民俗学の視点から明らかにする。公営火葬場や葬祭ホールなど、変化する現代の葬送事情も紹介する注目の一冊。
内容説明
高齢社会を迎え、死と葬送への関心が高まっている。葬法の歴史を追跡し、各地の葬送事例から、葬儀とその担い手(隣近所と家族親族)の変遷を民俗学の視点から解き明かす。葬祭ホールなど、現代の葬送事情も紹介する。
目次
第1章 天皇と火葬―2010年代のいま(葬儀と選択―厚葬と薄葬のはざまで;土と人間―人は死ねば土へ帰る)
第2章 葬送の民俗変遷史―血縁・地縁・無縁(日本民俗学は伝承分析学Traditionologyである;伝統的な葬儀とその担い手―1990年代の調査情報から;血縁から地縁へ)
第3章 葬送変化の現在史―ホール葬の威力:中国地方の中山間地農村の事例から(公営火葬場と葬祭ホールの開設;浄土真宗地域の講中と葬儀;日本民俗学の「伝承論」)
著者等紹介
新谷尚紀[シンタニタカノリ]
1948年広島県生まれ。1977年早稲田大学大学院文学研究科史学専攻博士後期課程単位取得。現在、國學院大学大学院および文学部教授、国立歴史民俗博物館名誉教授、総合研究大学院大学名誉教授、社会学博士(慶應義塾大学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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