内容説明
古代より伝わる式年遷宮にともない各殿舎の工事を手がけた建築工匠たち。時の政治や経済に翻弄されながらも、彼らはいかにして伝統を引き継いできたのか。造営組織の変化や匠の系譜から、工匠たちの1200年を追う。
目次
序章 伊勢神宮の建築
第1章 式年遷宮で行われる儀式
第2章 式年遷宮に携わった神官
第3章 匠の系譜―源平争乱期から室町時代
第4章 台頭する新たな匠―戦国時代から信長・秀吉・家康
終章 工匠たちの一二〇〇年
著者等紹介
浜島一成[ハマジマカズナリ]
1958年埼玉県春日部市生まれ。1981年日本大学理工学部建築学科卒業。1990年日本大学大学院理工学研究科博士後期課程建築学専攻修了。現在、日本大学理工学部建築学科講師、工学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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