内容説明
阪谷朗盧・渋沢栄一・三島通庸・四条隆謌。幕末明治に活躍した彼ら四人を曾祖父にもつ著者が、その妻たちの波瀾に満ちた生涯を辿り、親族しか知りえない挿話を交えつつ鮮やかに描きだす。名著『三代の系譜』女性篇。
目次
黎明期の女性たち―四人の曾祖母の記(「婆サ」の上京―阪谷恭子の手紙;「雄気堂々」の蔭に―渋沢千代子の肖像;「鬼総監」の伴侶として―三島和歌子の献身;侯爵夫人となった祗園の「赤衿さん」―四条春子の人生)
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