内容説明
地方の人間は都会に憧れ、都市の人間は田園を懐かしむ。都市と地方の関係は、どう変化してきたのか。テレビのキー局とローカル局、県人会、ふるさと観光、四国遍路ブームに、都市のイメージが地方を変えていく過程を考える。
目次
都市憧憬とフォークロリズム―総説
メディアと地方―暮らし、思想、情報の画一化
地方都市の近代―軍都・学都と仙台
むらの生活革命―暮らしの都市化
県人会と同郷団体
田園憧憬と農
行楽からふるさと観光へ
都市民の信心―新巡礼ブーム
著者等紹介
新谷尚紀[シンタニタカノリ]
1948年、広島県生まれ。1977年、早稲田大学大学院博士課程単位取得満期退学。国立歴史民俗博物館民俗研究部教授、博士(社会学)
岩本通弥[イワモトミチヤ]
1956年、東京都生まれ。1985年、筑波大学大学院博士課程単位取得満期退学。東京大学大学院総合文化研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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