内容説明
室町幕府が滅亡へと向かう時代、政所代という要職にあった蜷川親俊の日記から、知られざる武家の日々の暮らしを解明。主人伊勢貞孝の動静や、細川氏の権勢、政治的状況など、落日の幕府の実態と渦中の人々の実像に迫る。
目次
1 年中行事・年間スケジュール(鷹山;例年・恒例など ほか)
2 登場人物(最上層の人々―「様」の敬称で呼ばれる人々;「殿」の敬称で呼ばれる人々 ほか)
3 主要人物の動向(主人・伊勢貞孝―貴殿・御屋形・頭人;記者・蜷川親俊 ほか)
4 関連史料との比較(『親俊日記』と『大館常興日記』;他の同時代史料との比較)
著者等紹介
水藤真[スイトウマコト]
1945年、愛知県生まれ。1970年、東京大学文学部国史学科卒業。東京女子大学文理学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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